ミュージシャンを目指す人達へ(チャンスの掴み方)

この絵を見てどう思いますか?

応募総数1400作品の中から選ばれた、ビックマックアワードの最優秀作品です。審査員 美術手帖編集長 岩渕貞哉さんからのコメントから抜粋

「一見、誰でも描けそうだけど、なかなか描けない味のある絵。迷いのない線やさりげなく色のにじみを用いていたり、細かいところにセンスが光る。「ビッグマック」の存在感を失わないままの、軽妙洒脱な表現にうならされた。」

とのことです。私はパッと見た時、「芸術って…難しいなぁ」って思いました。絵の知識がない私には正直…わかりませんでした(^_^;)何度も見たのですが(^_^;) 

大多数の中で選ばれたという認識の上で見れば、「なるほど!」とうなずいてしまいがちに。しかし、「こどもが描きました!」という情報の上で見れば、「なるほど~」と思いがちな私がいます。あっ!この絵に対して否定ではないですよ(^_^;)むしろこの絵の良さを感じない私のセンスの無さに…お恥ずかしい(^_^;) 私はこの絵を良いと判断出来ませんでした。でも、この絵を見て「凄くいい」「最高!」と感じる人も多くいるのです。そして、この絵を書いたことで作者は欲しかったものを獲れたのだと思います。 

この絵を描いた作者の方は、その気があれば一生この職種でご飯が食べれます。

この絵の作者はチャンスをものにした経歴が残るので「信用」が生まれ、

この絵の作者が描いたイラストに希少価値が出て、自分の作品がお金になる。

この絵の作者はプロの道へ歩めるわけです。

チャンスとはどこに転がっているか分からないです。ただ言えるのは、この絵の作者は「自分の足で踏みだして挑戦した。」という事実。人って失敗や批評を恐れるから、なかなかこの一歩が踏み出せないものです。

万人が「凄い!」という作品が評価されやすいのではなく、ヘタでも知識がなくても、ダメでも「自分にしかない一生懸命作った魂の作品」が評価されやすいんだろうなぁ…と思いました。ずっと悩んで前に進まないのなら、「自分の足で踏み出して挑戦」してはどうですか?プロになるのは大変な道ですが、チャンスは意外とスッとに掴めるかもですよw 「チャンスは足元に転がっているさ~」なんの歌だったかは忘れましたがそんな歌詞がありましたよね…(^_^;)